8月4日、ノルマンディ4日目の今日はこの旅最大の目的と言ってもいいくらい気合いを入れて予約を入れて楽しみにしていたお昼( ̄▽ ̄)!!
Honfleurにある1つ星レストラン「Sa.Qua.Na」(サカナと読みます)に食べに行きました。
シェフのAlexandre Bourdas氏は、以前、洞爺湖ウィンザーホテル内の「ミシェル・ブラス」でシェフを務めていて、2006年に奥さんの故郷であるオンフルールにこの「Sa.Qua.Na」を開店したそうです。
Sa=Saveur(風味)
Qua=Qualite(品質)
Na=Nature(自然)
頭文字を取って「サカナ」です。
amuseから最後のCaféまでで全部で10品。幸せで贅沢な3時間半でした。
さて始まり始まり~。(注。 長いです(* ̄0 ̄)ノ)
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その日は朝から雨降りで肌寒く、昨日とは打って変わって静かなHonfleurの港町。
朝食はこれから始まる長いコースのことを考慮してCaféとクロワッサンだけに。
そして予約の時間に行くと綺麗なマダムがにこやかに応対してくれました。
席に着いて渡された「今日のコース」内容を見ながらまずはM.Genetのシャンパンで乾杯(* ̄ー ̄*)
コースは5品の「Rouge Cerise」と10品の「Vert Olive」があります。
そんなに食べられる自信がない私はマダムに相談したところ5品は10品よりもそれぞれのポーションが大きくなるだけでお腹のいっぱい具合は一緒、とのこと。
それでは10品で決定。
落ち着いた雰囲気のテーブルセッティングです。
そしてamuse(アミューズ)その1が登場。
Caféのムラング、海藻入りワンタンの中にグワカモレ、ロワイヤル(茶わん蒸しフランス料理バージョン)。
そしてamuse2はクラフティのような甘めの生地にシブレットとトリュフオイルをふったもの。こちら2人で半分こです。テーブルの人数によって大きさが違っていました。
シャンパンを飲み終わったのでワイン選びです。詳しくないのでソムリエさんに相談です。
コース内容に合うものを勧めてもらいこちらに決定。
2010年のMontlouis sur Loire"Bournais"D.F.Chidain です。
最初は少し酸が強いなと思いましたが飲んでいるうちに丸くなってとても美味しかったです。
さて1品目です。
une lotte pochee au citron vert, liveche & coriandre, un bouillon clair a la noix de coco & huile de Combava
ライム・セリ・コリアンダーで軽く茹でたアンコウがまず出てきてその上にサービスマンが熱々のコブミカンとココナッツミルク風味のブイヨンをかけてくれます。
コブミカンが入っているからかとてもアジアンチックな味でした。アンコウの火入れは抜群でしっとりほろりとしていました。
2品目。
un filet de lieu cuit doucement, chair de tomates, oignons doux, piment, huile d'olive & mangue
ゆっくり火入れをしたLieu(鱈科の魚)にフレッシュのトマトソース、マンゴーとオリーブオイルのソース。
こちら絶品!!トマトのフレッシュな酸味とふんわりとした鱈ととっても合っていました。
3品目。
un maquereau etuve, creme de moules de Barfleur, mange-tout & chips au curry
蒸し煮にした鯖に地元で取れるムール貝のクリームソース(泡々しているので軽いです)。
鯖が全く生臭さや青魚の嫌だと思われるところがなく、とっても食べ易く上のふわふわ泡のクリームソースとも相性良かったです。
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*
とここまで全部魚料理です。魚が新鮮なのでぎりぎりの火入れで美味しく仕上げることが出来るので魚本来の風味を味わうことが出来ます。
塩もフランス料理にすると強すぎず魚の味を生かしていると思いました。
ここからお肉料理になるのですが長くなるので次に書きます。
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